福岡市で行っている介護保険の福祉用具購入サービスとは?

福岡市は福岡県の県庁所在地で、九州の中でも最多の人口規模を誇ります。地方都市として
発展を続けていますが、全国と同じく高齢化率は年々上がっており、介護サービスを利用する人も増えています。
そこで今回は、福岡市で要介護・要支援認定を受けた場合に利用できる福祉用具のサービスをご紹介します。

介護保険とは?福祉用具にはどんなものがある?

わたしたちは、年齢に伴う身体の衰えを避けることはできません。特に高齢になると、それぞれの身体状況に合った生活を整えることが必要になります。
介護保険とは、心身の状態に支障があり支援を必要とするとき、認定を受けることで利用できるサービスです。認定には要支援1・2、要介護1〜5の7段階あります。対象は65歳以上ですが、40歳〜64歳でも決められた特定疾患に該当すれば利用できます。
福祉用具は、利用することで生活動作を助けたり自立を促すことを目的としています。個人的に購入することもできますが、介護保険サービスを利用することで購入費用の7〜9割(利用者負担割合による)が給付されます。給付対象となるのは、折りたたみ式の簡易浴槽、浴槽の手すりやイスなどの入浴補助用具、立ち上がり動作をラクにする腰掛便座などです。

福岡市で福祉用具のサービスを利用するためには?

福岡市で福祉用具のサービスを利用するには、介護保険の認定を受ける必要があります。
いずれかの認定がおりたら、介護プランを立てる担当のケアマネジャーに、必要な福祉用具について相談します。認定を受ける前に購入したものや、指定された福祉用具販売業者以外から購入したものは対象にならないため注意しましょう。購入後に福岡市介護保険課に申請書を提出し、支給額が通知されるという流れになっています。
認定や福祉用具申請に必要な書類は市のホームページからもダウンロードできますし、ケアマネジャーに手続きをお願いすることもできますよ。

福祉用具の給付申請はオンラインでもできる

福岡市では、福祉用具の給付申請をオンライン(マイナポータル)で行うことができます。これまでは自治体の手続きは窓口で行うことが基本だったので、自宅で手続きできるのは嬉しいですね。
各自治体でも同様の取り組みを行っていますので、福祉用具購入を検討している方はぜひ参考にしてください。