福岡県にある地域包括支援センターとは?利用方法について解説

福岡県にも介護を支える地域包括支援センターが県内各地に設置されています。しかし、その役割については意外に多くの方が知りません。そこで今回は福岡県にある地域包括支援センターについて紹介しましょう。

福岡県の地域包括支援センターとは?

福岡県になる地域包括センターは、心身の健康維持を始め、生活の安定、健康や福祉医療の向上と増進のために必要な援助を行っている機関です。福岡県でも平成18年4月1日に開設されました。福岡市の区内や北九州市の区内といった都市部だけでなく県内の様々な場所に設置されており、おおむね2から3万人に1カ所を目安に設置されています。たとえば、人口約150万人の福岡市であれば約60か所に設置され、約2.5万人に1カ所ある計算です。

介護を受けるにはどうすれば良いの?

実際に介護サービスを受ける方法について紹介します。まずは、住んでいる市区町村の窓口に行き、要介護認定の申請を行いましょう。申請をすると、後日市区町村の職員が訪問し、認定調査を行います。また、同時にかかりつけ医の意見書を作成してもらいます。そして、認定調査血痂や主治医意見書による一次判定(コンピューターで迅速に行われます)ののち、専門家による二次判定を経て、市区町村が要介護度を決定する流れです。介護保険では要介護度によって利用できるサービスが異なるため、サービスに熟知したケアマネージャーに依頼してサービス計画書、いわゆるケアプランを作成してもらいます。もちろん、自分でも作成できますが、知識がないとなかなか難しいでしょう。

介護サービスの開始

ケアプランが作成されたら、その計画に応じて介護サービスを受けられます。これで実際の介護を受けられる状態になるのです。もちろんサービスを受けてみて問題があれば逐次改善し、さらに問題がある場合は、根本的にプランを見直すといったことも可能です。これらの流れを流れについては、市区町村の窓口で相談すれば丁寧な説明が受けられます。