精神疾患の治療で訪問看護を利用するなら自立支援医療がおすすめ!仙台市の例を解説

宮崎県の県庁所在地として、100万人以上の人口を誇る仙台市。すべての人が安心して暮らせるまちづくりを目指し、医療・福祉施策に力を入れています。
今回は自立支援医療に注目し、事業内容や仙台市での利用手続きなどを解説します。

自立支援医療とは?訪問看護も利用対象になる!

自立支援医療とは、精神疾患(うつ病や統合失調症、知的障がいなど)により継続的な通院治療が必要な場合に医療費が軽減される制度です。通常の医療費負担は3割ですが、自立支援医療を利用すれば1割負担となります。
また自治体ごとに指定医療機関が決められているため、利用するときは気をつけてくださいね。
通院と聞くと病院や診療所を思い浮かべる人が多いと思いますが、仙台市の訪問看護事業所も自立支援医療の対象となります。訪問看護の支援内容は、日常生活援助やリハビリテーション、服薬管理などさまざま。自宅でサービスが受けられるので、生活に寄り添ったサポートを受けたい人はぜひ利用してみてくださいね。

仙台市で自立支援医療を利用するには?

自立支援医療を利用するには、管轄の区役所に申請手続きを行いましょう。
必要書類の中のひとつに「自立支援医療用診断書」があります。これは継続的な治療が必要である証明のため、指定医療機関で作成されるものです。また訪問看護を利用するには「精神科訪問看護指示書」の写しが別途必要なので、あわせて確認しておいてくださいね。
受給者証の交付には最低でも1ヶ月はかかるので、早めに手続きしておくと安心です。毎回有効期間が設けられているので、継続して利用する場合は更新申請も忘れず行いましょう。
仙台市内では170件以上の病院・診療所、70件以上の訪問看護事業所が指定されています。各区で件数も充実しているので、利用者に合った医療機関が見つかりそうですね。

個々に合わせた生活のサポートができるのが訪問看護の強み

精神疾患を抱える人の中には、日常生活に支援が必要なケースも少なくありません。訪問看護は一人ひとりの生活に寄り添うことができるため、通院だけでは感じ取れない暮らしの現状や悩みをサポートしてくれます。
負担軽減によって継続的な治療につながるのが自立支援医療の大きなメリットです。利用を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。