『心を整える。』を読んだ感想

転職しようとしていて何回か面接まで進んだのですが、面接の場になるといつも緊張してしまい、どうもうまくいきません。

とにかく口の中がカラカラになって声がでないのです。

そんな折、本屋に立ち寄った時に、この本に目がとまり購入しました。

方法が具体的にわかる

著者の長谷部さんはサッカーの技術もさることながら、一人の人物としても高く評価されている素晴らしい方だと思います。

そのような方が、試合で最大のパフォーマンスを発揮するために、海外でどのように工夫しているのかが具体的に書かれていました。

日常の生活で心がけることがいかに大切か

とかく、この種の本は本番の直前の過ごし方に重点がおかれている内容が多いと思うのですが、この本では日常での生活全てを準備と捉えて、日々の生活で心がけていることが記されています。

一つ一つはちょっとしたことなのですが、そのほとんどが納得のいく内容であり、直ぐにでも実践できることなので、とても身近なものに感じられました。

私が共感して実践したこと

長谷部さんが提唱している方法の中で、私がとくに共感して実践したことは2つあります。

先ずは「夜の時間をマネージメントする」です。

良質の睡眠をとるためには、そのための準備がいかに大切かが記されています。

とにかく心穏やかにするための様々な工夫に共感して実践しました。

結果、次の日も目覚めも良いものになりました。

そして次に「音楽のチカラを活用する」です。

音楽は単なる好きで聴く、というだけでなく、気持ちをコントロールする力はやはり大きいと思いました。

私はそれまでは音楽は全く聞かなかったのですが、面接の日だけでも、家を出る前にお気に入りの音楽を聴くことで気持ちが高揚し、繰り返す内に面接が楽しみと思うようにもなりました。

まとめ

この本に記されている方法を日常の生活に取り入れて実践することで、私は気持ちが楽になり、面接も楽になりました。

もちろん、ある程度の緊張状態にあることは必要ですが、以前のような「心ここにあらず」といったような状況はなくなったので、この本に出会えたことを今でも感謝しています。

長谷部さんもご存知でない方も一見の価値ある本だと思います。

この本に書いてある全ての方法を行う必要はないと思います。

先ずは、自分で納得したもの、出来そうなものから取り入れていけば、自分の気持ちが楽になっていくことがあります。