現代経済学の直観的方法

私たちは社会に身を置いて生活しています。

会社に勤めている人は、日本経済に否応なく関わりながら仕事をしているわけで、仕事を進めるうえで経済の知識があればより働きやすく、成果もあげやすくなります。

では、どうやって学べばいいのでしょうか。

経済と聞いただけで頭が痛い

経済のことで知っていること話してみて、と聞かれてちゃんと答えるのは、毎日会社でまじめに働いてちゃんと生計を立てている人でも、なかなか難しいですよね。

金利が上がるってどういうこと?上がったら自分の生活にはどういう影響が出るの?

一つひとつの事柄なら、ネットで調べればある程度わかります。

でも、景気の良し悪しと金利の関係は?どうなったらインフレになりデフレになるの?

疑問は山ほどあります。

1冊本を買って読み終えれば、経済のある特定分野のことはそれなりにわかるようになるかもしれません。

経済全般のメカニズムを知りたい

ただし、経済の様々な事象はすべてつながっています。

その全体像がどうなっているのかを把握するためには、おそらく何冊も本を読み理解したうえで、自分の頭の中で結合させなければなりません。

私もこれまで経済の全体像を何とか理解できないかと、いろんな本を買いあさってきましたが、なかなか目的が果たせませんでした。

経済にまつわる何冊も読むどころか、難解な専門用語や概念が出てくるとお手上げで、1冊も読み通せず、みたいなこともたくさんありました。

そんな人に救世主となる一冊!

筆者も言っていますが、経済を理解したいがどこから手をつければよいかわからない人に特におすすめです。

たった一冊で頭の中にかかっていた霧が晴れ、見る景色が変わります。

資本主義のメカニズムから始まり、ケインズ経済学、貨幣の増殖メカニズムなどについて述べられていますが、経済の予備知識ゼロの読者でも読めるよう配慮されているので、大丈夫です。

まとめ

日本はバブル崩壊後、長らく経済が低迷した状態が続いている一方で、少子高齢化が進み、先行きに不安があふれています。

将来が見通せないので、各家庭は貯金にいそしみ、企業は投資を抑えて内部留保を手厚くしています。

この状態が続けば、どういうことになってしまうのか。

ほんの60ページほど読むだけで、答えがわかるようになります。

筆者は引き合いに出す例えが上手です。

難しいことを簡単に説明してくれるので、概念自体は難しくても、なるほど、そういうことかとすっと腹に落ちます。

今まで私が読んできた書籍では感じたことのない体験です。

是非皆さんも目からうろこを体感してみてください。