愛媛県の南部に位置する南宇和郡。市町村合併が進み、現在群域で残っている自治体は愛南町のみです。人口、世帯数ともに年々落ち込んでおり、約半数が65歳以上の高齢者となっています。
さらに後継者が減少する中、お墓の管理が困難な世帯が増えているのが現状です。今まさに、お困りの人もいるかもしれませんね。そんな悩みを解決するために知ってほしいのが、永代供養という方法です。
永代供養とは？
“永代供養とは、家族の代わりに寺院や霊園が供養や管理を行うことをいいます。家族が遠方に住んでいるなど、さまざまな事情でお墓の引き継ぎが難しい場合に利用されています。
後継ぎの心配もいりませんし、個人で管理するお墓と違って墓石を建てたり墓地を購入する必要がないので、近年は選択肢のひとつとして広まっています。その中でも公営墓地は、宗教などの縛りがなく費用を抑えられるため人気がありますよ。
南宇和郡で永代供養のできる公営墓地はある？
南宇和郡には永代供養ができる寺や公営墓地があります。2か所の公営墓地は、愛南町に本籍か住民票があれば利用できます。どちらも宗教不問で、駐車場もあるのでアクセスも便利です。公営なので管理が行き届いているのもメリットですね。情報収集には、パンフレット請求や見学申込みのできるサイトを活用する方法もあります。
公営墓地のため、利用を希望する場合は町役場で手続きを行う必要があります。窓口へ行く前に、印鑑や申請書など必要なものを事前に確認しておきましょう。
時代に応じてお墓や供養のあり方も変わっている
最近は元気なうちから終活をする人も増えていますね。お墓や供養は、家族だけでなく本人の意向も尊重される時代です。生前から準備しておくことで万が一何かあったときも安心ですし、遺族の負担を減らすこともできますね。
今回は南宇和郡の例を紹介しましたが、全国にも永代供養のできる寺院や霊園がたくさんあります。永代供養を検討している人はぜひ調べてみてくださいね。