神奈川県では、高層ビルから、工場、マンション、一戸建て、県南部の農業が盛んな地域では、小屋や倉庫など様々な建物が建てられています。
その建物を建てるために必要な設備が足場です。
ただ、足場といっても多くの種類があるものの、その種類を知らないという方がほとんどです。
また、そもそも種類があるのかすら知らないケースもあるでしょう。
そこで今回は、神奈川県でも頻繁に使われているくさび式足場について解説していきましょう。
神奈川県の現場で活躍するくさび式足場とは?
足場には様々な種類があるものの、一般的によく目にするのがくさび式足場です。
これは、ビルなどの建設現場というよりは、一戸建てやアパートの工事、さらには外壁塗装などで組まれることが多いタイプの足場です。
この足場は、単管と呼ばれる金属製のパイプをくさびのような金具で固定するタイプです。
その仕組みからくさび緊結式足場と呼ばれたり、メーカーの名前をとってビケ足場と呼ばれたりします。
現在は、45mまでの高さまで使用できる改良がされており、マンション建設などでも利用されることがあります。
神奈川県で利用されるくさび式足場の利点とは?注意点は?
なぜくさび式足場が神奈川県でも多く利用されるかは、分解や組み立てがスムーズにできる点が挙げられます。
足場の部材がユニット化されているため、組み立てが分かりやすく、しかも金具部分は、ハンマー一つで固定できます。
同様に解体もハンマーさえ用意すれば、あとは順番通りに金具を外すだけでスムーズな解体が可能です。
このような簡単さだけでなく、先ほども触れた通り45mまで足場として利用できる耐久性の高さもメリットがあり、簡単に設置や解体ができて、さらに耐久性もあるというのがくさび式足場の魅力です。
設置を検討する場合、足場板など付属品が多いことや安定性を得るために十分な設置スペースが必要になります。
そのため、狭い場所では施工が困難なので、その点に注意しなければなりません。